スクーバダイビング(スキューバダイビング)とは、SCUBAの頭文字、(Self Contained Underwater Breathing Apparatus)自給気式水中呼吸装置の頭文字をとったものです。単に息をこらえて潜るダイビングは、スキンダイビングと呼ばれます。水中で自由に呼吸をし、カラフルなサンゴや生物を間近で見ることができたり、無重力に近い状態で水中を飛んでいるような感覚を味わうことができたりすることは、スクーバダイビングの大きな魅力です。
Cカードとは(Certification Card)の通称で、ダイビングのトレーニングを修了し、ダイバーとして必要な知識やスキルを身につけたことを示す認定証のことです。ほとんどのダイブサイトでは、ダイビング前にCカードの提示を求めるため、ダイビングに行く際は必ず持参しましょう。NAUIではNAUIオープンウォーターダイバーコースが、ダイバーになるための最初のステップです。
ダイビングショップのツアーに参加して、ダイビングを楽しむことができるようになるほか、各地のダイビングサービスでタンクやウエイト(重り)など、必要な器材を借りることができるようになります。
ダイビングは自然を相手にするスポーツですので、ダイビングをする場所や、ダイビングをするあなた自身のことも分かっておく必要があります。世界で最も長い歴史があるダイビング指導機関であるNAUIの認定を受けたインストラクターは、皆様を安全にダイビングが楽しめるダイバーに育てる指導法とスキルをもっています。安心してNAUIが提供するカリキュラムでダイビングを始めてください。
体力や年齢に関係なく、誰でも気軽に挑戦できて、人それぞれのペースで続けられるのがダイビングのよいところです。水さえ怖くなければ水中で楽に呼吸できますし、宇宙空間にいるような浮遊感を味わうことができます。どのような泳法(クロール、平泳ぎ等)でも、少しの距離を泳ぐことができればダイビングは可能です。
ダイビング中に出会うサメのほとんどは、小型でおとなしく、人を襲うことはほとんどありません。逆に、サメはダイバーたちの人気者。サメを見ることを目的にダイビングに出かけるダイバーもいます。
ダイビング講習には、学科講習費、プール講習費、海洋実習費、教材費、器材レンタル費、海洋実習での施設利用料、Cカード申請料などが必要です。申し込むお店によって、コース料金に含まれる費用、含まれない費用などが異なるので、申し込みのときには必ず内訳や内容の確認が必要です。
NAUIオープンウォーターダイバーコース(初めてのCカード)の取得には、参加されるお客様の年齢・体力・体調、海況や環境等の条件により異なります(通常は3~4日間が必要です)。お申し込みを検討されているNAUIスクーバセンターにて必要な日程をお問い合わせください。
15歳から参加することができます。
ただし、NAUIオープンウォーターダイバーコースおよびNAUIアドバンスダイバーコースにおいては、条件つきの資格認定(ジュニア資格)を認めており、その場合10歳から参加することができます。
講習内容は、通常の講習と同じ内容です。
ジュニア資格の場合、参加ごとに以下の条件に同意している必要があります。
そのままジュニアのカードを使用することができますが、再発行にて通常のカードへの切り替えも可能です。
再発行をご希望の場合は、弊社の再発行フォーム(有料)にてお申し込みください。
「医師や看護師、救急救命士など、緊急ケアのトレーニングを受けた専門資格を有し、日常的に蘇生手当てや、ファーストエイドに携わる職務であること」に該当する場合、資格取得を免除することが可能です。
免除を希望される場合、該当資格のコピー(表・裏)をご用意いただき、その余白または裏面に以下の内容をご記入のうえ、担当インストラクターにご提出ください。
北海道から沖縄県まで日本全国にNAUIスクーバセンターがあります。お客様が講習の参加を検討されている地域のNAUIスクーバセンターをお選びください。
NAUIスクーバセンターはNAUIの正規加盟店です。全てのコース・プログラムにおいてNAUIの推奨する教材を使用し、クオリティの高い講習を提供しています。
ダイビングをする際は、特に呼吸器系・循環器系の機能が良好でなければなりません。そのため、呼吸器および肺の疾患(喘息・気腫・肺結核など)、てんかん、インシュリン依存の糖尿病、心臓疾患、妊娠中の方はダイビングができません。また、上記のような既往歴や、ご自身の身体で気になることがあれば、ダイビングを始める前に、NAUIスクーバセンターに問い合わせをするか、医師の判断を仰ぐことも検討しましょう。
生理中でもダイビングは可能ですが、痛みや気分がすぐれないときは、ダイビングを控えるようにしてください。月経血がサメを引きつけるようなことはありません。
妊娠中のダイビングについては、研究段階であり、安全であるとも、安全ではないとも言い切ることができません。そのためNAUIでは妊娠中のダイビングは禁止しています。
お店の方針によって、器材購入を前提にコースを開催する場合もありますが、ダイビング器材は必ずしも購入する必要はありません。
ただし、自分に合ったダイビング器材を使用することは、ストレスなく安全にダイビングを行ううえで重要な要素です。自分の器材をもつことは、ダイビングを楽しむうえでの重要な要素だとも言えます。ダイビング器材の購入に不安があるときは、NAUIスクーバセンターにお問い合わせください。
NAUIインストラクターが丁寧に相談に乗ってくれます。
コース修了後にCカードが届かない場合は、まず認定を受けたインストラクター、コースへ参加したダイビングショップにお問い合わせください。
インストラクター・ダイビングショップと連絡がとれない場合は、NAUI JAPAN(welcome@naui.co.jp)までお問い合わせください。
Cカードをなくしてしまった場合でも、NAUIダイバー資格確認フォームや、ログブック等でトレーニングの記録を証明することにより、Cカードを再発行することができます。詳細はCカード再発行フォームをご覧ください。
結婚などで名前が変わった場合でも、NAUIダイバー資格確認フォームや、ログブック等でトレーニングの記録を確認することにより、新しい苗字での再発行が可能です。詳細はCカード再発行フォームをご覧ください。
NAUIでは1998年、2020年に現在のCカード名称に変更しました。
旧名称 | 現在のCカード名称 |
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オープンウォーターⅠ(~1998年) スクーバダイバー(~2020年) |
オープンウォーターダイバー |
オープンウォーターⅡ(~1998年) アドバンススクーバダイバー(~2020年) |
アドバンスダイバー |
アドバンススクーバダイバー(~1998年) マスタースクーバダイバー(~2020年) |
マスターダイバー |
レスキューダイバー(~1998年) スクーバレスキュダイバー(~2020年) |
レスキューダイバー |
Old Name | New Name |
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Openwater 1(~1998) Scuba Diver(~2020) |
Open Water Diver |
Openwater 2(~1998) Advanced Scuba Diver(~2020) |
Advanced Diver |
Advanced(~1998) Master Scuba Diver(~2020) |
Master Diver |
Rescue(~1998) Scuba Rescue Diver(~2020) |
Rescue Diver |
ボートダイビングのサービスの提供を受けられるか否かは、ダイビングをお申込みされるサービスの判断次第となります。
理由としましては、NAUIオープンウォーターダイバーのCカードおよびボートダイビングを行った証明(ログブックの記録など)を元にボートダイビングの参加を認めるダイビングサービスがある一方、ボートダイビングのトレーニングを行った証明となるCカードの提示(NAUIアドバンスダイバー、NAUIボートダイビングスペシャルティなど)がないと、ボートダイビングの参加を認めないサービスがあるためです。
保有されているCカードがエントリーレベル相当の資格と認められる場合、4ダイブ以上の海洋トレーニング(ファンダイビングではない)のログを含む講習の修了を担当するNAUIインストラクター、あるいはNAUIスクーバセンター側が確認できることで、NAUIアドバンスダイバーコースへのご参加が可能です。
ただし、担当するNAUIインストラクター、あるいはNAUIスクーバセンターにおいて、コース参加前にチェックダイブを行いお客さまのダイビング能力を把握してからNAUIアドバンスダイバーコースの受け入れ可否を判断する場合もあります。
そのため、お客様より直接コース参加を希望するNAUIインストラクター、あるいはNAUIスクーバセンターにお問い合わせください。
Cカードを取得したけれども、久しぶりのダイビングで不安、半年以上ダイビングを行っていないなど、NAUIオープンウォーターダイバーレベルのリフレッシュトレーニングを行う「リフレッシュダイビング」があります。
器材のセッティングから、マスククリア、中性浮力など、インストラクターが懇切丁寧にサポートしながら、ダイビングスキルの基礎を復習します。「リフレッシュダイビング」の内容をご覧ください。「リフレッシュダイビング」にご参加を希望される場合は、お近くのNAUIスクーバセンターにお問い合わせください。